不用品回収 大全集

区や市の回収業者で回収できないゴミの種類と処分方法とは

日常生活の中で出るゴミの中には区や市などの自治体では回収できない種類も少なくありません。これらのゴミは収集場所に置いても回収してもらえずにそのままの状態で残されてしまうため、放置によって近隣住民に迷惑を掛けることになります。自治体によって細かいルールが異なるため、事前に確認しておくことが大切です。そこで今回は、自治体に回収してもらえないゴミの種類を紹介すると共に、正しい処分方法について解説していきます。

取り扱いが難しい危険物

区や市などの自治体に回収してもらえないゴミの種類の中でも、特に気を付けなくてはいけないのが危険物です。主な例として危険物とは車の燃料となるガソリン、ストーブを使うために使用する灯油などがあります。これらの危険物は他のゴミと一緒にしてしまうと爆発や発火によるトラブルが起こる可能性が高いという理由で回収してもらうことができません。そのため、自宅の近くにあるガソリンスタンドを始めとした危険物を取り扱っている業者に依頼をする必要があります。

回収できないゴミ

リサイクル目的とした家電品

壊れて使えなくなったエアコン、テレビなどをゴミとして出してしまう人もいますが、家電品は法律でリサイクルが義務付けられています。そのため、燃えないゴミや粗大ゴミとして出しても回収してもらうことはできません。ただし、リサイクルとして自治体に依頼をすれば引き取ってもらうことは可能です。この方法を選択する場合、通常のゴミの回収とは別に行われるので費用が発生します。金額は家電品の種類や大きさで細かく違うので依頼をする前に事前にホームページで費用について確認しておくことが大切です。

リサイクル目的の家電品

決められたルールを守る

ゴミの回収ルールは自治体によって大きく異なります。引っ越しなどで別の地域から移り住んだ時に、以前の自治体では認められていたルールが新しい場所では通用しないというケースは珍しくありません。新生活を始める時は管理する自治体で定められているルールをしっかりと把握して周囲の人に迷惑を掛けないようにすることが大切です。