回収依頼をする前には回収不可な物を把握しておくべし

不用品回収業者は万能ではないので、すべての物を回収してくれるわけではありません。本人からすればいらないけど、他者からすれば価値のある物もあれば、誰から見てもいらない物もあるわけです。それゆえ不用品回収業者に依頼する前には、回収可能かどうか確認しておく必要があります。ここでは基本的な回収不可物、業者によって対応が異なる物、などについて説明しています。回収不可物を把握しておき、見積もり時に回収できないというトラブルが起こらないようにしましょう。

回収できる物ばかりではない

不用品回収業者はなんでも回収できると考えるかもしれませんが、回収不可な物が存在します。不用品とゴミは同じではなく、例えば生ゴミに関しては回収してくれません。余った食材、食べ残した料理などは、自治体の燃えるゴミ収集日に出すようにします。危険物に関しても同様で、使い切っていないスプレー缶、灯油、ガソリンなどは回収不可です。ペットの給餌用のシリンジなども、プラスチックではありますが、動物病院に持っていく必要があります。ネット通販で購入した場合においても、最寄りの動物病院に持っていき、処分してもらうのが基本です。

これらは原則として回収不可な物ですが、ほかにも不用品回収業者によって回収不可物があるケースがあるので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。例えば、室内にある排泄物は自身で処理するのが基本であり、不用品回収業者は対応してくれないのが普通です。ただし遺品整理に対応した会社であれば、部屋を清掃する際に汚物の処理をしてくれます。ほかにもコンクリートブロックなど、エクステリア関連のアイテムも各社により取り扱いが異なるので事前確認が必要です。

事前にお問い合わせをすることが大切

生ゴミや危険物、汚物などは原則として回収してもらえませんが、汚物に関しては遺品整理ができる不用品回収業者であれば処分してくれます。意外な回収不可物はペット用のシリンジで、これは動物病院に引き取ってもらう必要があります。ほかにも不用品回収業者により、回収不可物に相違があるケースがあるので、事前に詳細を確かめておきましょう。